随縁会のコーナー

『怪力乱神を語らず』
(かいりきらんしんをかたらず)      「論語」

最近「オカルト」とか「心霊」といった言葉を良く聞きます。二千
数百年も昔の本である論語の中に、孔子は、ふだん超能力や超現象
(不可解な威力、不合理な神秘)について語らなかったと書かれて
います。
誰もが興味を持つ事ですが、深入りするとあやまちを起こしやすい
ものです。非現実に興味を持ち出すと次第に現実から離れます。
残虐テレビや残酷本をみすぎた為、殺人を犯すような事にさえなり
ます。
社会として異常な物を全部否定することは、かえって正常でなくな
りますが、やはり「怪力乱神」からは離れていた方が無難なようで
す。
そこで、随縁会という会を作り(よく飲む会ではありますが‥、)
フラフラと疫病神に憑かれないように、皆で確認していこう、とい
うものです。随縁会の合言葉は、
「楽々悠々と生きる」です。
このように、「楽々悠々と生きる」を心に秘め?一度しかない人生
を満喫したいと願う会です。仕事やスポーツ、家庭の中、遊びにし
ても肩に力が入っていては、ぎこちない動きになります。肩の力を
抜いて、もともと自由で明るく、純粋だった自分を思い出し、自分
自身を見失わない生き方をしようとするものです。
お互いに、大事な一生です。小さな花に感動し、昇る朝日に思わず
手を合わせ、触れ合う人たちの幸いを願い、理屈なしに素直に生き
ていきたいと思う人の集まりです。
さて、毎月、随縁会の楽しい案内文を出してくれるのは、
清水廣子女史です。彼女は博学多識、中国文学に精通し、お遊びで
はなくプロレベルでの漢詩を作り篆刻の才あり、料理の金人(鉄人
の上)でもあります。私は今まで、一芸に秀でる人は何人も見てき
ましたが、これほど多芸に秀でる人は見たことがありません。
以下彼女の案内文を掲載しますので、お楽しみ下さい。

随縁会に関するお問い合わせは下記の事務局までお願いします。

清水廣子watashin@ktroad.ne.jp


随縁会事務局 清水廣子
       安田修司
       金丸幸江






雨ニモマケズ 風ニモマケズ

雨ニモマケズ 風ニモマケズ ・・・・・・・・
・・寒サノ夏ハオロオロアルキ・・・・・・
いつも他の人に心を配り いつも自分を考える前に
身の回りの事を先に考えた人 宮沢賢治は今夏の天候
不順にきっと心を痛めている事でしょう。
人の喜びを自分の喜びとし 人の悲しみを共に悲しむ
そのような人間は 遠い過去の歴史上の人だと思わな
いで 少しでもそうありたいと念じる事によって 私
たちの生活がより心豊かに暮らして行けますように



舌 詩

舌詩       馮道(ふうどう)
口は是れ禍の門 舌は是れ身を斬る刀
口を閉ざして深く舌を蔵すれば
身を安んじて処々に牢なり
最後はどこにいても 身は安全の意味。中国−激動の
五代−幾つかの王朝に宰相として仕えた作者にはその
処世術が無節操として、又平和を愛し 人民に慕われ
寛容の長者と称されたという二つの面があります。こ
れを読まれて皆さんはどのように思われますか?


三分の人事 七分の天

三分の人事 七分の天
私達は努力さえすれば不可能は無い、出来ないのは力
が及ばないからと考えがちです。人事を尽くして天命
を待つの言も、努力すれば成功する感じがします。
しかし努力すれば成功するというのは自己過信であり
努力して成功しなければ承知しないと思うのは不遜で
す。入学、入社試験の合否でその人を判断する昨今の
風潮です。努力しても報われない、というどうにもな
らないという現実も素直に受け入れ、精一杯努力して
悠々と生きていきましょう。


人生は芝居ではない

『人生は芝居ではない。二幕目は無い。』‥‥‥と、
太宰治は言いました。確かに私たちは一度しか生きる
ことはできません。しかし他の人の生き方を知ること
により、それを追体験することはできます。さまざま
な人に出会い、その考え方、求むるところを知ること
は私達が生きて行く上で、大きな糧となるでしょう。
今回講師としてお招きする杉浦画伯から、皆様が何を
引き出していかれるか楽しみです。一人でも多くの方
に来て頂けますようにお願い致します。


健康は野蛮の象徴

健康は野蛮の象徴・・であった十九世紀ヨ−ロッパの
上流社会では、貴婦人達は酢をのみ胃をあれさせ、病
身に見せる為寝不足を繰り返し、人前では偏頭痛のポ
−ズをとり、肥満と日焼けを恐れ、肌をより白く見せ
る為青色で血管を描く化粧法まで流行したそうです。
顰に倣う(ひそみにならう)とは、昔絶世の美女と呼
ばれた『西施−せいし』が、胸の病の為咳をし、眉を
しかめるのを見て里の醜婦がまねをした処、更に醜く
なった事から来ています。荘子は何事でも絶対化して
自分に適用することは愚かしいことだと言っています
『読書の秋』・・『食欲の秋』・・あなたの秋は?


井底の中の蛙

井底の中の蛙には 以て海を語るべからず。 荘子
井戸のなかしか知らない蛙には、海の事をどのように
説明してもわからないという事。
随縁会一周年記念講演会には、遠く取手市より松田義
賢師をお迎えし また沢山の方々に来て頂き盛会裏に
終わることができました。本当に嬉しく思っています
さまざまな人との出会いを通じて井戸の中の蛙ではな
くせめてたんぼの蛙ぐらいになりましょう。


ユ−トピア

ユ−トピアは住みやすいだろうか?住みやすく生きや
すいのがユ−トピアなのだから(?)をつける事が変
かも知れない。数多くの理想社会が作られてきたが
これだ!というユ−トピアはまだ作られていないし今
後もできないと思う。政治的でも宗教的でもその他で
も、その思想や理想やおしえに疑問を持つ人ができて
くると、それは壊れてしまう。現実社会に生きている
私たちには、むつかしい問題である。
何はともあれ皆で集まって楽しく過ごしましょう。


花さくや

花さくや 目を縫われたる 鳥の鳴く 一茶
人間は、花見などと浮かれる季節であるのに、鳥屋の
中では目を縫われた盲目の鳥が哀しげに鳴いている。
という一句です。江戸時代にはすでに動作を封じて、
肥え太らせるために目を縫いつぶし、暗い床下で雁や
鴨を飼っていたのですね。一茶は『これ 貴人の酒食
をよろこばすためならめど云々』と書いています。
昨今 グルメ族などと称して、あちこちへの食べ歩き
が大変流行していますが、なにかしら不条理を感じさ
せられます。


カエルの天気予報

アメリカのカルフォルニア州で、カエルのジャンプ
コンテストがあり、今年は五・八メ−トル跳んだカエ
ルが優勝したそうです。
さてこれからの季節はカエルをよく見かけます。
ちょっと捕まえてひっくり返し、 白いお腹を『モミ
モミ』して見て下さい。四、五分間グッスリ眠るとき
は、良いお天気が続きますが、眠りの悪い時ほど、雨
近しです。一度やって見て下さい。実験結果のお便り
お待ちしています。自然の不思議を昔の人たちがどう
して知ったのか、その秘密を知りたいですね。

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道樹寺 江口 潭渕(たんえん) dojuzi@ktroad.ne.jp