ここは開山堂です。

少しばかり姿勢を正して下さい。
この場所はお寺でも一番大切な処、
開山堂(かいさんどう)です。


開山堂というのはこのお寺を建てた和尚さんをお祀(まつ)りする
建物です。

禅宗では観音さんやお釈迦さん、阿弥陀さんの仏像を大事に本尊さ
まとして礼拝の対象としています。しかし、それはあくまでも究極
の理想としての真理に近づきたいという願いからです。それに対し
て、開山さまは実際にこの世に生きて私たちを導いていただいた方
です。ですから、

どの家でも命を脈々と伝えてくれたご先祖さまを大事にするように、
お寺でもたとえ血はつながっていなくとも、清浄な場所を創ってい
ただいた和尚さんへのご恩は忘れません。



仏壇のある家ではおそらく乱雑に仏壇を扱わないと思いますが、お
寺では、今もその和尚さんが生きているかのように朝晩のお勤めを
欠かさないことはもちろんのこと、戴きものや、初物などは開山さ
まにまずお供えしてから、お下がりを頂くというようにしています。

苦しいときや困ったときなどは、開山さまの考えを聴いてから自分
の心に照らし合わせてみるというように、常に導いてくれる大事な
方です。


そうか、そうか。で、お寺ではどういう行事をやるの?

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道樹寺 江口 潭渕(たんえん) dojuzi@ktroad.ne.jp