台所=典座(てんぞ)へようこそ。

禅宗では台所のことを典座(てんぞ)と云います。道樹寺ではどなたでも
気軽に立ち寄り、みんな仲良く食事をするように心掛けています。慣れて
くると自分で勝手に冷蔵庫を開けてビール飲んだり、つまみを作る人もい
ます。
本当は、食事作法のやかましい規則があるのですが、今どきそんなこと云
っては誰もお寺に近寄ってきません。ですから、道樹寺では典座(てんぞ)
の心だけを伝えるように心掛けています。
昔から禅宗では食平等(じきびょうどう)という言葉があり、食べ物だけ
はそのお寺にいる人は上下の関係なく、平等に分け合って食べていました。
一つ釜(かま)の中の物を多くても少なくても均等に分け合っていたので
す。
特に茶礼(されい)といって同じ土瓶(どびん)の中のお茶を全員一カ所
に集まって飲むことは重要なことで、お互いの心を一つにするという意味
があります。という訳でもありませんが、道樹寺では茶礼、茶礼といって
はお茶ばかり飲んで、仕事がはかどりません。和合第一というところです。


写真は福岡県久留米市の梅林僧堂です。


別記
道元禅師には台所=典座(てんぞ)のことを書かれた本があります。
典座教訓(てんぞきょうくん)という本ですが書店に行けば、いろ
いろな方の注釈本が出ていますので、どうぞ。                      
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道樹寺 江口 潭渕(たんえん) dojuzi@ktroad.ne.jp